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発熱外来の検査結果について
あゆみクリニックの発熱外来では、症状があり、投薬・治療を希望する患者さんについてのみ新型コロナウイルス感染症について厚生労働省の検査指針に沿った抗原検査及びPCRの迅速検査を当日の院内で実施し陽性の場合は、抗ウイルス薬を使用した薬物療法を含め当院で可能な範囲での治療を実施しております。
陰性の場合は、通常の内科・小児科診療に戻し更に必要な検査を行い当日の投薬治療を実施する事を念頭に置いた検査体制を整えています。
  また、症状が全く無い方(濃厚接触者を含)については、新型コロナウイルスが5類移行に伴い健康保険適用の検査は行っておりません、自費診療を33000円徴収しておりますので、よろしくお願いします。

小児科(高校就学前)の方の検査の流れ

内科(高校就学以上)の方の検査の流れ

発熱外来の検査機器について

抗原検査((鼻前庭)から採取する鼻腔ぬぐい液での検査)
抗原検査は、新型コロナウイルスの構成成分であるタンパク質をウイルスに特異的な抗体を用いて新型コロナウイルスの存在を検出する検査方法です。
検査方法が簡単で約10分の短時間で結果がわかることから新型コロナウイルスの新規感染の把握と感染拡大を防ぐ初期対応の検査の一つとして有効であると考えられています。ただし、無症状の方からの検出が難しい検査となっています。したがって無症状でもウイルスを検出できるPCR検査が推奨されています。
鼻腔咽頭でのPCR検査(リアルタイムPCR法)
PCR検査とはウイルスの遺伝子を増幅させて検出する方法で最も精度の高い医学的検査方法です。あゆみクリニックの発熱外来では、ロシュ社のコバス(cobas)と言う検査機器を使用しています。検査方法は鼻腔咽頭をぬぐって細胞を採取して検査を行います。このPCRの検査結果は判明するまでに20分程と非常に早いだけではなくインフルエンザウイルスA/B型の検出も同時に行えるため、インフルとコロナの鑑別が難しい発熱症状の検査に効果的(通常のインフルエンザ抗原検査の1000倍感度が高い)ですが、残念なことに全世界の医療機関で支持されている検査機器であるため、試薬の供給が不安定で当院の発熱外来では、患者さんの症状が発熱などで早期の投薬治療を必要と判断した患者さんや感染リスクの高い高齢者のみに使用しています。(病状の重い方の迅速な検査と治療を優先させて頂きます。

新型コロナウィルスPCR検査、抗原検査、抗体検査の違い

当院の発熱外来では① PCR検査、② 抗原検査、③ 抗体検査の全てを採用しそれぞれの特徴に合わせ使い分けをしています。PCR検査はウイルスの遺伝子を検出し、抗原検査は免疫反応を引き起こすウイルス抗原のタンパク質を検査するため、この 2検査とも「新型コロナ感染症」を判断する検査になります。
一方、抗体検査は免疫反応によって体内で生成された抗体を検出するため、「過去に感染したことがあるか」を確認できます。
PCR検査や抗原検査は感染初期から検出可能できるため検査日の感染有無を診断できますが、抗体検査の場合は、体内で抗体がつくられるのには感染後 1-2週間を要するため、抗体検査は検査日での感染の有無を知る手がかりとはなりません(下図参照)。
検査に必要な時間や制度も違います。抗原検査は 15 分程度で可能ですが、PCR検査と比べ精度が劣り、感度が低いため、仮に抗原検査で陰性となっても、それだけでは感染していないとは言えません。
PCR検査は高精度ですが(抗原検査の1000倍)感染力のないウイルス(遺伝子)にも反応するため、現在の病状にあった適切な検査・診断と治療を選択することが、診察上非常に重要となります。

コロナ検査の偽陰性について
※発症当初、や軽症(発熱なし)の場合は、偽陰性の可能性があります。
特に抗原検査は、採取した検体の中に、PCR検査の限界のウイルス量よりも少ない量のウイルスしかいない場合は、精度の高いPCR検査でもウイルスを見つけることができません。
感染したばかりなど日数が経っていない場合にもウイルスが増えていないため偽陰性になる可能性もあります。実際に新型コロナウイルス感染症は、肺の奥の方にウイルス量が多いことがわかっており、痰などの肺の奥の方から得られる検体での検査が望ましいとされているのです。

PCRで新型コロナ陰性確定後の検査

  • 感染症に対する血液検査
    まず、風邪ウイルスのような異物が取り憑き体内に侵入してくると、それを退治するために白血球の数が増加します。
    この時血液検査の中で血算、血液像検査を行うと血液中の白血球数の増加が認められ、更に炎症を引き起こしている場合には、CRPという検査を行うことで炎症の有無と大まかな状態が把握出来き、受診日当日の炎症程度がわかれば、データに応じて薬の投与量を増減することもできるため、治療の効率化にもつながります。あゆみクリニックの発熱外来では、PCR検査でインフルエンザA/B及び新型コロナウイルス感染症を迅速PCR検査で否定後に発熱患者さんに対しは、上記血液検査を下写真の検査機器にて30分程で結果を判明させ、通常の内科・小児科医療を実施しています。

    白血球(WBC)
    白血球は体内に侵入してきたウイルスや細菌などの異物を撃退します。高値の場合は、体内のどこかで 細菌感染や炎症、病気があることを示しています。また、外傷や運動直後・過度のストレス時にも高くなります。

    炎症反応(CRP)
    CRPは体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合に血液中に現われます。炎症や組織破壊のある病気なら必ずCRPが上昇するため、この検査で病気を特定することはできません。しかし病気の進行度や重症度、経過、予後などを知るうえでは大切な指標です。
  • 細菌検査・ウイルス検査各種抗原検査各種
    感染症は、新型コロナ、インフルエンザ感染症に限りません。
    RSウイルス、アデノウイルス、溶連菌感染症、マイコプラズマ、ノロウイルス、ロタウイルス、ヒトメタニューモウイルス等の感染症を必要に応じ迅速検査にて調べます。
  • 咳に対する検査
    呼吸器検査 総合呼吸抵抗測定装置 モストグラフ

    気管支喘息の治療効果の様子が簡単に目で見て予想がつきCOPDの程度(末梢の気管支の抵抗の不均一性)が一目で診断できます。 検査方法は 患者さんはマウスピースをくわえ普通の呼吸をするだけで気道のアレルギー炎症を現す呼気一酸化窒素と合わせればかなり気道の様子がわかります。

    咳の治療の詳細については当院WEBページ→を参照ください。

新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたら

陽性の判定を受けた場合の流れ
5類移行後、新型コロナ陽性者に対し、法律に基づく外出自粛要請は求められません。
発症後、5日間を経過し、かつ、解熱し、喉の痛みなどの症状軽快から24時間を経過するまでは外出を控えることが推奨されていますので、その間は療養を検討していください。

※10日間を経過するまではウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等のハイリスク者との接触を控えるなど、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

※療養証明は令和5年5月7日までに医療機関から発生届出がなされた方が対象者となります。発生届出の対象外となった方(2022年9月26日以降の「陽性登録者」)の療養証明はありません。


  1. 埼玉県の自宅療養者の健康観察業務に沿った支援をします
  2. 上記の他、病床ひっ迫時は、外来または、遠隔診療にて中等症の自宅療養中の当院担当患者さんの対応をいたします
※詳細は治療のページをご覧ください

新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたら

原則通常の内科・小児科診療を実施します。
※病床や施設に入所できない方が多数の場合は、外来診療時間を縮小し自宅療養者の支援医療を優先させて頂きますので、規模的な問題もありできない場合もあります。その場合他の病医院に受診ください。
よろしくご了解ください。
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